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2009年7月

風バザ@あとがき


下の小説は、SDK氏宅で開催された風バザ絵ちゃのお題です。

絵ちゃに参加した方のみ持ち帰りOKです。

尚、SDK氏のみ残って挿絵の提出を言い渡します(嘘

嘘ですからね!! SDK氏!!!!!!!!

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風バザ@ベリーショート

「Tears In Grasses」






 夜も更け、一際静かになった町の、更に静かなカフェの隅の席で、ミーナさんは泣いている。
 と言っても、子どもみたいに大声をあげて泣くわけじゃない。昔の女友達みたいに愚痴をこぼしながら、暴飲暴食するわけでもない。ただ透き通るほど静かに、熟成させたロゼワインのたまったグラスを傾けて、さめざめと泣いていた。
 私は思わず息を呑む。何故って? 今のミーナさん、とても綺麗だもの・・・いや、普段の笑顔のミーナさんもきれいだけれど、そんなきれいとはちょっと違って。
 喩えるなら、ここにアギがいるということを前提にしよう。アギが今のミーナさんの姿を見たら、きっと頬を赤らめて「絵を描かせてください!」って言ってくると思うんだ。
 こんなにも涙が絵になる女の人って、いるかしら? 私はそれを邪魔しないように、静かにグラスワインをすする。



「ごめんなさいね。突然泣いたりして」
「い、いいえ! お気になさらずに!!」



 彼女は、しなやかな指先で目尻の涙を拭い、いつものような――正確にはちょっと違う。いつもよりもどこか切なげな笑顔を私に向けた。「昔のことを思い出したの。」 グラスに残ったワインをくるくると回し、ミーナさんは呟く。



「すごく好きな人がいたの。私、すごく、すごく好きだったの。本当よ。彼がいれば他に何もいらないってくらい、愛してた。」
「その彼は……?」
「もう、ここにはいないわ。私を置いて、どこか遠い国へ行ってしまったわ。ねぇ、信じられる? その日って、私と彼が永遠の愛を誓い合う日だったのよ。」



 先ほど拭ったばかりなのに、目尻にはまた涙が浮かんでいる。今日のミーナさんは少しお喋りだ。きっと、このワインのせいだ。だって、普段は味見以外では飲まないって言ってたから。お酒の力がミーナさんを酔わせ、記憶を思い起こさせる。呼び戻す。
 私が焦っていることなど一向に介さない様子で、ミーナさんはほんのり赤く染まった顔をグラスに向け、静かに語りだした。



「部屋には、紙切れが一枚だけ置いてあったの。たった一言「すぐに戻る」とだけ書いてあった。それからどれくらいたったのかしらね。彼は未だに帰ってこないの。
不思議よね。私の中には2人の私がいるの。もう彼のことなんか諦めてる自分と、彼を信じて待ち続ける自分。突然姿を消した彼に対する怒りと、悲しみと、憎しみで、すべてを抑えてる自分。何度彼はもういない、帰ってこないと説得しても、反抗して待ち続ける愚かな自分。ああ、私はなんて哀れで、愚かなんだろう、って。」



 まるで、小さい子に語りかけるような、柔らかい口調だった。いつかの女友達のように、相手に対する恨みつらみを、読経するように述べるような、恋愛に敗れた女を大げさに晒すわけではなかった。私は恋愛に失敗した。それを誰かに聞いて欲しいの。ミーナさんの心がそう語っているように思う。



「忘れようとしたわ。そして、実際忘れていたわ。だけど、思い出したのよ。あなたの幸せそうな顔を見て、ね。」
「え!? あ、ご、ごめんなさい!!」
「あら、どうして謝るの?」
「だって、私、私……、ミーナさんに、その…辛いことを……」
「ふふっ、そんなに気を重くしないで。確かに、私は思い出したわ。だけど、それが必ずしも辛いことではないの。
彼がいなくなったこと、確かに辛かった。この世を捨てようとしたこと、何度もあったわ。でもね、捨てきれなかった。何故だと思う?
私が感じた辛さ以上に、彼はたくさんのものをくれたわ。目に見えるものも、目に見えないものも。それを忘れてしまうのって、なんだか寂しいことだと思わない?
だから、私は今日思い出すの。そして、また明日になったら忘れてしまうの。夜が来るたびに彼と乾杯して飲んだ、このロゼワインでね。」



 先ほどよりもお酒の進むペースが速くなったミーナさんを見て、思った。彼女は、彼女自身を、思い出の色をした飲み物とともにすすっている。




FIN

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ぼくもの@語り

とある事情により、ブログの更新があまり出来ない状況なのですが。
今回もふと思ったので、だらだらと書き連ねていくことにします。

●ぼくもの女主の料理の腕予想●

HM&ミネ仲 クレアさん(デフォ旦那:クリフ)
一人暮らし時代の腕前を活かし、低コストでおかずやらなんやらバンバン作る。
家庭的な和食が得意。お菓子作りは専門外。

WL&コロステ ポニー(デフォ旦那:マッシュ,シュタイナー)
豪快。まさに漢の料理。基本的に具は何でも大きい。朝にカツ丼食べます。
味が濃くてボリュームのある料理が得意。学生時代は絶対運動部。

しあうた ティナ(デフォ旦那:ハヤト)
一番楽しそうに料理をやるが、味はイマイチ。いいじゃん、食えれば。
キャラウェイに通いつめただけあり、お菓子の腕は村内で3番目。

キミ島&キラ仲 チェルシー(デフォ旦那:シバ)
簡単なのしか出来ません。手の込んだのは無理。食えないことはないがまずい。
一番自信のある料理はおにぎり。にぎりゃいいしね。

やすらぎ アカリ(デフォ旦那:ルーク)
基本しっかりものなので、料理も軽くこなす。手のかかる料理もあっさり。
お菓子もバッチコイ。嫁の鑑。旦那の好みを完全に熟知してる。

わくアニ ヒカリ(デフォ旦那:チハヤ)
牧場始めるまで包丁すら握ったことがない。チハヤにしごかれて何とか人並みに。
しかしなぜかジャムやジュースはチハヤをも唸らせる。

風バザ マール(デフォ旦那:ユリス)
鍋とフライパンと調味料だけで料理するつわもの。包丁の代用品は鎌。
店で買ったものを自分の家でアレンジして売るというとんでもない奴。

お前は余計 メイファ(デフォ旦那:独身ですが何か?)
料理できます。得意です。お菓子作りはもっと得意です。
冷蔵庫で寝かせたクッキーの種が弟たちに食われ、完成できないことが多々。

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風バザ@語り

突然しょうもないものを妄想してしまったので、ここに投下しておきます。
※主人公はメイファブログのデフォ名です。

◆ 私 立 そ よ 風 学 園 ◆

STORY

考え中。。。 聞きたい方はご一報ください?


CHARACTOR
【1年次】
・エフィ 
この話の主人公。度を越えてシスコンな兄に悩まされている。

・ディルカ
ユリス先生の弟。勉強は全くではないができない。

・エンジュ
有名女優の一人娘。ちょっとした有名人。

・アネモネ
おっちょこちょいなマールの親友。寮のお手伝いをしている。


【2年次】
・シェルファ
理事長の娘。去年のミスコンを制覇した、学園のアイドル。

・アギ
天才芸術家と言われている。だが、頭の中はカオスとエロスが半々。

【3年次】
・ホルン
生徒会長。実はミーナファンクラブ公式サイトの管理人。

・シュミット
南からの留学生。ミステリアスな雰囲気を持つ。

【教師陣】
・ユリス(現代文、古文担当)
物腰柔らかい新米教師。基本的にヘタレ。

・フレイヤ(数学担当)
お姉さん先生。ユリスをからかうことでストレス解消している。

・ロイド(社会・経済担当)
厳しいことで有名。シェルファとできているという噂がある。

・ミーナ(家庭科担当)
マドンナ先生。ファンサイトまであるほどの人気者。

・フェリックス(理事長)
筋肉髭ダルマ。交友関係がやたら広い。学園一謎な人物

・エーリッヒ(校長)
愛妻家で子煩悩な校長先生。

・アイザック(総括教頭)
・ウィルバー(教頭)


【その他】
・クレア(購買のおばちゃん)
・ネリネ(購買のおばちゃん)
・スチュアート(男子寮の管理人)
・サニア(女子寮の管理人)
・メリーニ(学園近くの喫茶店のオーナー)
・カゲツ(神社の巫女さん)
・ムーチョ(謎の行商人)

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24時間TVのマラソンランナーが決定しましたね~
珍獣ハンター、イモトがフルマラソン3本分走るそうで。












実はうちの家族、2週間くらい前から知ってました。(爆









発表番組見た時から、テレビの前ではこんな会話が。




弟(=゚ω゚=)「イモトしかいないだろ。
弟2(´・ω・`)「うん、イモトだよね
メイファ(`◇´)「イモト以外誰がいるよ?
姉(´∀`)「間違いなくイモトっしょ。




んで、森山中が出てきたときにゃ



4兄妹「ええええーーーーーーー!!!???
Σ(゚□゚(゚□゚(゚□゚(゚□゚*) 
↑ マジでこうなってた




そして、違うと分かると




4兄妹「何だよ。ちっ!
(#`Д´)#`Д´)#`Д´)#`Д´)
↑ マジでこうなってた




そんでもって、案の定イモトだったときは




4兄妹「やっぱりな。
( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)
↑ マジでこうなってた




……さすがは同じおっかさんの腹から生まれた同士。
リアクションも一緒だとは感服する。。。



と、いうわけで、イモトさん頑張ってください。
フルマラソン3本はプロでもきついと思いますが…
数々の記録に挑戦してきたイモトさんなら大丈夫! なはず!

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風バザ@あとがき

リンクありがとうございます記念に、我が敬愛なるSDK氏に捧げます。













ヽ(´▽`)/ やっちまったぜーぃwwwwww













だってさぁ。。。。 SDK氏が言うんだもん。。。。。。






(´,_ゝ`)「ユリ主だ! ユリ主でエロスを!!!
※ SDK氏はそんなこと言いません。






メイファは要望に応えただけですが、何か?
※ SDK氏はそんな要望出してません
えーさて、今回のベリーショートですが、内容の解説を




するわけねーだろうが ゴルァ(# ゚Д゚)




一線を越えたユリ主です。エロスです、ギリギリです。
先日行われた絵ちゃでメイファが覚醒したということを世間に曝け出すこととなった今回のベリーショートを、クエン酸とともにSDK氏に叩きつけます。
説明しよう! クエン酸とは、妄想族必須のアイテムであり
激萌え症候群の特効薬NA☆NO☆DA( ̄ー ̄)ニヤリ

……SDK氏、こんなのでよかったら受け取ってください。

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風バザ@ささげもの

May-fa presents

Dear SuDaKo




「熱」




 牧場の朝は早い。動物たちなんか私の何倍も早起きだ。それなのに、眠ることが出来ないでいる。これまで掻いたことのない汗が全身を流れ、すべてを出し切ったかのように身体から力が抜けている。
 そんな私の隣で「彼」は先ほどから、私の髪を指で梳きつつ、もう片方の手で首筋や肩回りにびっしりとついた赤い痕を、まるで古人が星座を作っているかのように繰り返しなぞる。時折耳元で「痛そうですね」なんて呟きながら。
 思わず「それを付けたのは貴方でしょう」と返したくなるが、ここはぐっとこらえて彼のされるがまま、先ほどの余韻にどっぷりと浸る。すると、違うところがきりきりと痛みだし、それが苦しくて、彼の胸に顔をうずめるのだ。

 彼は家庭教師をしている。優しくて、真面目で、頭がいい。見るからにデスクワークタイプで力仕事とは無縁そうなのに、衣服を脱いだ彼は紛れもなく男の人だった。白い肌の下に隠れた筋肉の形に驚き、戸惑い、目を伏せていると、彼は同じように髪を梳かし、「大丈夫ですよ」と囁いた。
 実際大丈夫なことなんか何一つないのに、彼の言葉一つでなぜか私はすっかり安心しきってしまい、そのまま彼に身を委ねた。
 熱に浮かされながら感じる彼の鼓動。時計の針と同じ速さで脈打つそれは、熱に浮かされた私の耳に唯一届いた音。それだけを頼りに、私は自分の滑稽さと闘っていた。



  私は何も知らなかった。彼は何もかも知っていた。



  愛するという感情は心だけで表現するものではないことを。



  彼が具現化した愛を、私は受け止めることで精一杯で。



  それに応えることなんて出来そうもなく。



  気がついたら、すべてが終わっていた。




 今夜は今までで一番短く、今までで一番長い夜。もうすぐ夜が明ける。それなのに、まだまだ夜は長い。その間ずっと、私は闘い続ける。
 生み出された熱と、残った痛みと、霧のような切ない感情と、新たに作られるぬくもり。それらを乗り越えた暁には、すべては喜びに変わる気がする。





  そして、私と彼の夜は、まだまだ続く。







Fin

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